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HDD技術サービスFAQ
信頼性評価について
- Q1.
開発中の製品にHDDを採用するので、信頼性評価をしたいのですが、どの評価を依頼したら良いのでしょうか?
- A1.
長期的な耐久性を確認する温湿度耐久性マージン試験は、HDD選定、HDDマージンを評価したいお客様にお勧めの評価項目でございますが、その他の項目は、搭載するシステムの使用環境により懸念される負荷を考慮し、温度、振動、衝撃、減圧等のマージン試験をご検討下さい。
- Q2.
信頼性評価を行った結果はOK/NGの判定ですか?
- A2.
弊社では採用評価にマージン試験をお勧めしております。マージン試験を実施する事で、対象製品の実力を把握する事が可能ですので、その実力を通信簿のような5段階評価として判定しご提示いたします。
搭載されるシステムに求められる信頼性に応じたレベルの製品を選定する事ができます。
- Q3.
信頼性評価の評価期間(リードタイム)はどの位ですか?
- A3.
ご依頼いただく台数、設備の使用状況により異なってまいりますが、大凡データが出揃うまでのリードタイムは以下の様になります。
・ 温湿度耐久性マージン試験:1.5~2ヶ月(テアダウン完了まで)
・ 温度サイクルマージン試験:1ヶ月
・ 振動マージン試験:2~3週間
・ 衝撃マージン試験:2~3週間
- Q4.
NECが自社向けや他社向けに行った評価結果を(有償で)開示していただくことはできますか?
- A4.
出来ませんし、あまり意味がありません。HDDは、メーカー、型名が同じでも、部品の組み合わせや生産工場が異なると、信頼性に差が出ることが考えられるため、お客様が入手した(継続して入手できる)HDDをお預かりして評価を行い、結果をご報告することを原則としています。
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障害解析について
- Q1.
障害調査はどのような項目を依頼したら良いのですか?
- A1.
例としては以下のような場合があります。
・ 障害要因を解明したい場合
→ 詳細一次診断と、詳細テアダウン、分析を行います。
・ 障害台数が多くあるので、障害の分類分けを行いたい場合
→ 一次診断を行い、事象により分類致します。
・ お客さま報告のため、事象確認とHDD内部の様子を把握したい場合。
→ 一次診断とテアダウンを行います。
- Q2.
障害調査に要する期間(リードタイム)はどの位ですか?
- A2.
ご依頼いただく台数、項目により異なってまいりますが、大凡データが出揃うまでのリードタイムは1~3週間程度になります。
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振動・衝撃解析について
- Q1.
SRS解析というのは、具体的にはどのように試験されるのでしょうか?
- A1.
様々なパターンの実績があります。
例を挙げると、HDDの搭載されるシステムに対して振動、衝撃が印加される場合のHDDへの影響を解析したいという事例では、振動衝撃がシステムに印加された場合のHDDパフォーマンスの解析と、振動衝撃に対してHDD内部がどのようなSRS応答となっているかの解析を組み合わせ、総合的にHDDに対する問題となる影響の有無を分析致します。
- Q2.
SRS解析を依頼する場合、HDDを組み込んだ製品(システム)を預けなければ出来ないのでしょうか?
- A2.
SRS解析は、HDDを製品に組み込んだ状態で、製品に衝撃や振動が加わった場合に、HDDがどのような応答(ショック・レスポンス)をするのかを解析し、HDD単体での性能と併せて問題の有無を分析するものです。
SRS解析を行う場合は、システムに組み込んだ状態で測定を行う必要があります。
大型または重量のある製品や諸事情によりお客様のサイトから持ち出しが出来ない製品の場合には、お客様のご指定の場所に出向いて製品組込み状態での測定を行うことも可能ですので、ご相談ください。
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データ復旧、破壊/消去について
- Q1.
物理破壊を行ったHDDからデータは絶対に読み取れないのですか?
- A1.
ディスクにピンを圧入することで、ヘッドによる読み取りは不可能となります。磁気現像すればパターンは見えますが、ビットセルを一つ一つ読み取ることは大変な労力を必要としますし、読み取っても変調方法が分からないと復号ができません。
どうしても心配な場合は、磁気消去の後に物理破壊することをお勧めしています。
- Q2.
磁気消去をしたHDDは、なぜ使用できなくなってしまうのですか?
- A2.
ディスクにはヘッドの位置決めのためのサーボデータが記録されています。磁気消去を行った場合、データと伴にこのサーボデータをも消してしまいます。サーボデータは、HDDメーカーが生産工程の中で書き込むもので、再度記録することができません。
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スクリーニングについて
- Q1.
スクリーニングを行ったHDDは、信頼性が高くなるのですか?
- A1.
弊社の行うスクリーニングは、初期状態ですでに性能(レスポンス)が低いHDDを除外するものです。初期状態で性能の低下しているものは、マージンが小さいわけですから信頼性が低いものと考えられます。ただし、インタフェースから見た性能ですので、HDD内部の状態(部品が持っている潜在的な寿命)まではわかりません。弊社の信頼性評価と組み合わせて採用されることをお勧めします。
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その他
- Q1.
NEC製品に搭載されているHDDの障害調査は依頼できるのですか?
- A1.
そのNEC製品をお買い求めいただいたNEC営業または販売店様経由となりますので、NEC営業または販売店様にご相談ください。
- Q2.
他社と比較して、NECコンピュータテクノのHDD技術サービスの特徴は何ですか?
- A2.
弊社では数年前までNECのHDD開発・生産・製造・検査を行っておりました。そのため、現在でもHDDの高度な評価技術や技術者を多数保有しています。
また、多くの化学分析設備と分析技術を保有しています。信頼性評価や障害解析は、電気的な試験と、化学分析技術を組み合わせることにより、一層の問題解明が可能となります。
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